2024.04.02

【ペットの紫外線対策】肌を守る方法とおすすめグッズを紹介

【ペットの紫外線対策】肌を守る方法とおすすめグッズを紹介

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    夏本番のシーズンは、さまざまなイベントが盛りだくさんです。ペットを連れてお出かけしてみたい場所も多くあることでしょう。
    一方で、夏には紫外線による過度な日焼けや皮膚病のような懸念事項もあります。
    本記事では、ペットの肌を紫外線から守るためにできることや、紫外線対策におすすめのグッズを紹介します。

    ペット紫外線対策5つのポイント

    強い直射日光に長時間当たると、火傷やシミ・皮膚病の原因になります。夏の日差しの元では、人間だけではなくペットも紫外線対策をしましょう。ただし、誤った紫外線対策はかえってペットに悪影響を及ぼす危険性があります。
    ここでは、ペットの紫外線対策のポイントを5つご紹介します。

    毛や皮膚の色に注目する

    毛色・地肌が明るい、または白い動物や、全体の色素が薄い動物、病気や傷・加齢・子どもで毛量が少なく地肌の見える動物はとくに紫外線に気をつけた方がよいとされています。
    また、湿地や水辺を好む特性があり、乾燥や暑さに弱い動物も同様です。そういった動物は日焼けによる地肌の炎症や、強い光のせいで涙が止まらないという問題が発生することがあります。
    犬や猫のような毛の長い動物においては、蒸れや暑さ防止として、サマーカットがあります。ただし紫外線のことを考えると、短く切りすぎたり剃り込みをしたりなどの、地肌が見えるほどのカットは避けたほうがよいでしょう。

    皮膚病の有無を考慮する

    皮膚にかぶれ・ただれ・切り傷のような懸念事項がある場合は、皮膚組織が弱っているため、刺激を与えないように配慮した服を着せることで紫外線対策をします。素材はガーゼやオーガニックコットンのような、薄く通気性のよいものがおすすめです。
    服によって紫外線からは守れますが、汗をかいて蒸れる点に気を付けましょう。

    気温や時間を見る

    一般的に紫外線が強い時間帯は、10時〜16時頃と言われています。この時間帯の散歩は、できるだけ避ける方がよいでしょう。
    紫外線の多い時間帯は気温が高いほか、アスファルトの地面であれば、地面の表面温度が50〜60℃近くになることがあり、犬や猫は肉球の火傷につながります。
    早朝や夕方、夜間を選んで散歩し、愛犬を守ることが大切です。

    熱中症対策を行う

    地肌の色が黒いまたは暗い動物は、紫外線や暑さに強い傾向があります。ペットに黒い服を着せることは、紫外線対策として有効です。
    一方で、黒い毛色の動物や黒い服に覆われた動物は、紫外線に強いものの体に熱がこもりやすくなります。紫外線対策が原因で熱中症にならないよう、水分をこまめにとることや冷やすことが大切です。

    全く光を浴びないことは逆効果

    最初から日に当たらなければ、紫外線の悪影響を受けないと考える方がいるでしょう。ところが全く日に当たらないことは、ビタミンD欠乏症という栄養不足の原因になります。これは、人間においても同様です。
    また、ノミやダニの殺菌としても、日向ぼっこが有効です。適切な紫外線対策をして、光を適量浴びましょう。

    ペット用紫外線・熱中症対策グッズ5選

    ここからは、夏に外出するペットのための、紫外線や熱中症対策グッズをご紹介します。

    ①ペット用洋服

    犬ならば犬用、猫ならば猫用のペット用衣服を着用することは紫外線対策になります。姿勢が悪くなったり、皮膚がかぶれたりといった問題を避けるため、サイズだけではなく、なるべく通気性と伸縮性のある素材を選択しましょう。
    ただし、長時間服を着せ続けることはストレスや衛生面で問題があるため、必要以上の着用は避けましょう。

    ②ペット用帽子

    ペット用帽子を被せることで、頭皮や目に当たる直射日光を軽減できます。サンバイザーのようなタイプもあります。
    つばや紫外線保護フィルムが付いているようなものを選ぶと、コストパフォーマンスがよく、ペットの目や肌を紫外線から保護できるでしょう。

    ③吸水性ポリマー製保冷剤

    保冷剤によって身体を冷却することで熱中症対策になります。地肌や毛色の黒い動物、または暗い色の動物・服が黒い動物は熱が籠もりやすいため、特に気をかけましょう。
    吸水性ポリマー製であれば、万が一ペットの口に入っても問題なく、安全性が高いためおすすめです。

    ④ペット用ゴーグル

    ペット用ゴーグルを使うと、直射日光や地面からの反射光で、目に入る光量を調整できます。
    白内障や、人間同様に日差しで目が痛くなることを防げます。目の痛みを、動物は言葉にすることができません。防止するためには、普段から何事も自分が感じているように動物も感じていると気付くことが大切です。

    ⑤ペット用日焼け止め

    ペット用日焼け止めには、紫外線対策のほか、毛並みを整えたり、静電気を抑えたり、除菌や消臭をしたりする機能があります。
    日焼け止めによる紫外線対策は、服や帽子を被せるよりも動物へのストレスが低くなります。ただし、人間用のものを舐めたり飲んだりなどで口にすると、有害な物質が体内に入る恐れがあるため気を付けましょう。
    ペットのストレスや動き回る特性を考えると、スプレータイプの日焼け止めがおすすめです。

    おすすめ日焼け止めスプレー4選

    ペットの日焼け止めとしては、スプレータイプがおすすめです。ボディケアスプレーに紫外線対策の効果が含まれているものや、ブラッシングスプレーを兼ねるものなどさまざまな種類があります。
    ここでは、ペット用として販売されている日焼け止めスプレーのうち、インターネットで購入可能なおすすめ4つを詳しくご紹介します。

    ①AFLOAT Dog  UV&ブラッシュアップミスト

    毛のもつれ、静電気に対応した多機能ミストです。紫外線ケア成分であるフラーレンが配合されており、ワレモコウエキスが紫外線からのダメージを軽減します。
    紫外線対策の日焼け止めとしてだけでなく、ブラッシングスプレーも兼ねており、愛犬を守りつつ被毛につやを与えます。

    ②WAFONA アウトドアボディケアスプレー

    フコイダンという植物由来成分を配合しています。ノミ・ダニのような虫よけや、紫外線対策に効果があります。持続時間はそれぞれ虫よけが約6時間、紫外線対策が約3時間です。
    ノンアルコール・無香料で、飼い主様の虫よけスプレーとしても使用可能です。

    ③A.P.D.C. ニーム&シトロネラスプレー

    ユーカリオイルやマカデミアナッツオイルのような虫よけ・保湿に有効な成分のほか、紫外線防止のための、サンスクリーン成分を配合しています。夏のお出かけ前におすすめの一品です。

    ④Warren London Dog Sunscreen With Aloe Vera Moisturizer

    輸入品です。グレープフルーツ由来成分や、アロエベラ(食用または薬用のアロエ)が配合されています。紫外線や乾燥から毛や肌を守るための日焼け止めスプレーです。
    毛が長い動物でも、短い動物でも使用可能です。

    まとめ

    ペットも人間と同様に紫外線に応じて目や肌、毛にダメージを受けます。また、気温や条件によっては熱中症や肉球の火傷に気を付ける必要があります。
    時間や場所・天候や地面の状態を考えて出かけるほか、帽子やサングラスのような対策グッズを適切に使い、紫外線や熱中症、虫に気を付けましょう。
    日焼け止めスプレーは、ものによって成分・効能に差があります。飼い犬に合った用途のものを選択することが大切です。

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