2023.08.26

【猫辞典】ラグドール|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説

【猫辞典】ラグドール|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説

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    猫の人気はますます高まっています。今回は、猫を飼いたいとお考えの方向けにラグドールの特徴や性格、飼い方のポイントと注意点をご紹介します。

    ラグドールの基本情報

    近年の猫ブームに比例し、ラグドールの人気が高まっています。しかし、猫に詳しくないためラグドールを知らないという方もいるでしょう。記事の最初に、ラグドールの基本情報をご紹介します。

    ラグドールのルーツ・歴史 

    ラグドールの原産国はアメリカです。1960年代にアメリカのカリフォルニア州に住むブリーダー、アン・ベイカーが、亡くなった愛猫と近い姿の猫を誕生させるために、ホワイトのペルシャやシールポイントのバーマンなどを交配、改良を続けた結果生まれたとされています。猫の歴史は古いですが、ラグドールは歴史の浅い猫種です。

    ラグドールのサイズ・体重・寿命 

    「ラグドール」という名前にはぬいぐるみという意味があります。その名の通りふわふわとした被毛が特徴で、ブルーの瞳がチャームポイントです。
    可愛い見た目とは裏腹に大型の猫であり、オスは6〜9kg、メスは4.5〜6kgが標準の大きさです。平均寿命は13〜15歳とされており、他の猫と比べても平均的です。

    ラグドールの模様の種類 

    ラグドールは模様の豊富さも魅力です。体の色は薄く、顔や耳、手足の先端、しっぽだけが濃い色の子が多いですが、ポイントで白いロイが入るミテッド、2色がきっちり分かれているバイカラー、ポイント部分に2つの色が出ているトゥーティ、ポイントの部分に縞模様があるリンクスポイントなどの子もいます。
    毛色も豊富で、一般的なブルーの他にもシール(濃い茶色)やレッド、ライラック(ピンクが少し入った薄いグレー)などもあります。

    ラグドールの子猫値段相場 

    ラグドールの子猫の価格相場は10〜70万円です。好きな猫ランキングで常に上位に入る人気で、需要の高さから、費用はやや割高です。
    価格相場に幅がある理由は、毛色や血統によって価格が変わるためです。例えば、人気のカラーであるブルーやシールは他のカラーに比べて高い傾向にあります。

    ラグドールの性格 

    ラグドールは落ち着きがあって穏やかな性格の子が多いといえます。滅多に怒らず、マイペースです。激しく遊び回ることはほとんどありません。初めて猫を飼う人でも比較的飼いやすい猫種です
    飼い主に従順で抱っこが大好きな子が多いところも特徴です。情が深く、飼い主に対してたくさんの愛情を示すでしょう。

    ラグドールの飼い方のポイント 

    ラグドールは抜け毛が少ないという特徴があります。抜け毛が少ない分、掃除が楽で猫アレルギーの方でも飼いやすいといえます。ただし、ケアをしないと毛玉ができます。日々ブラッシングをして、毛玉ができないようにしましょう。
    人懐っこい性格から、留守番が続いたり長時間相手にしてもらえなかったりするとストレスが溜まります。毎日スキンシップを取り、ストレスが溜まらないようにしましょう。ブラッシングもスキンシップの一環です。

    ラグドールを飼う際の注意点 

    ラグドールは肥大型心筋症、尿路結石、毛球症などの病気にかかりやすいため、注意が必要です。肥大型心筋症は心筋が厚くなる病気です。定期検診による早期発見を心がけましょう
    ストレスを与えすぎないことも大切です。スキンシップの時間を確保したり、運動させたりして、ストレスが溜まらないようにしましょう。

    まとめ

    ふわふわとした被毛とブルーの瞳がチャームポイントのラグドール。愛らしい見た目とおっとりとした性格で、人気の高い猫種です。飼い主に従順で、初めて猫を飼う人も飼いやすいでしょう。ラグドールと、猫のいる生活を始めてみてはいかがですか。

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