2023.12.31

【犬種辞典】ブルドッグ|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説

【犬種辞典】ブルドッグ|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説

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    ブルドッグは、丸い体型とブサカワな顔が人気の犬種です。垂れ耳と愛嬌のある顔立ちで、日本でも人気が高いといえます。
    今回は、ブルドッグの特徴や性格、飼い方のポイントと注意点をご紹介します。ブルドッグに興味がある方や飼いたいと考えている方は、ぜひ今回の記事でブルドッグの知識を深めてください。

    ブルドッグの基本情報

    ブルドッグは日本で有名な犬種です。しかし、「どのように生まれてどのような毛色なのかまでは知らない」という方も少なくありません。記事の最初に、ブルドッグの基本情報をご紹介します。

    ブルドッグのルーツ・歴史 

    ブルドッグは1630年に犬種登録されましたが、それ以前から「ブルドッグ」と呼ばれる闘犬が存在していました。そのため、闘犬に使われた犬がルーツとされています。
    もともとはイギリスで闘犬をしており、当時は噛みつきやすいように短い鼻をもっていました。しかし、動物愛護の観点からブルベインティングが廃止されるとブルドッグの改良が始まり、現在のような見た目になったとされています。

    ブルドッグのサイズ・体重・寿命 

    ブルドッグの平均的な体高は約33〜36cm、体重約18〜26kgです。肩幅が広くがっしりとした体型で、筋肉質な体をしています。深いしわと愛嬌のある顔が魅力の一つです。
    平均寿命は約10歳と若干短めです。適度に運動をしてストレスを溜めすぎないように注意すれば、十分に長生きできるでしょう。

    ブルドッグの毛色と被毛 

    ブルドッグは毛色のバリエーションが豊富です。例えば、ホワイトやレッド、フォーンなどの単色のほかにも、ベースとなるカラーに別の色が混ざる虎毛模様のブリンドル、白地に斑があるパイドなどがあります。毛色によって雰囲気が変わるため、お好みの毛色の子を見つけると良いでしょう。
    被毛は短毛でダブルコートです。短毛ですが、換毛期は抜け毛が増えます。こまめなブラッシングが欠かせません。

    ブルドッグの子犬値段相場 

    ブルドッグの子犬の値段相場は、30〜75万円で幅が広いです。値段相場に幅がある理由は、血統や毛色が値段を左右する要素になるためです。例えば、人気の毛色であるホワイトは値段が高くなりやすいといえます。
    メスの方が人気であり、販売される数が少なく、オスよりもメスの方が値段が高くなります。

    ブルドッグの性格 

    もともと闘犬であったことから、祖先は勇猛な性格でした。しかし、改良によって性格に変化が生まれ、現在のブルドッグは落ち着きがあり温厚な子が多いといえます。陽気で愛嬌があり、マイペースで、仕草を見ているだけで癒されるという方も少なくありません。
    飼い主に対しては誠実で甘えん坊な一面もあり、留守番が長いと寂しさからストレスを感じてしまいます。留守番をした後にはしっかりスキンシップを取る時間を設けて、たくさんコミュニケーションを取りましょう。

    ブルドッグの飼い方のポイント 

    ブルドッグは運動好きで筋肉質な体をしています。しっかりと運動をさせて健康の維持増進を図り、長生きを目指しましょう。散歩は1日2回、それぞれ各15分程度を目安にできるだけ毎日行ってください。
    毎日、全身をタオルで拭いてあげることも大切です。なぜなら、ブルドッグは体重が重く、床に体を擦り付けて皮膚炎症を起こしやすいためです。優しくタオルで拭いて、病気を予防しましょう。

    ブルドッグを飼う際の注意点 

    ブルドッグは膝蓋骨脱臼、股関節形成不全、尿石症などの病気になりやすい犬種です。特に、膝蓋骨脱臼は体格的に発症しやすいため、激しい運動やジャンプなどをさせないようにコントロールしましょう。
    また、ブルドッグは短毛種のため体温調節が苦手です。夏場や冬場は特に室温調整に注意し、快適に暮らせる環境を整えてあげましょう。

    まとめ

    ブルドッグは愛嬌のある顔と仕草で、暮らしに癒しを与えてくれます。病気や室温管理に注意しつつ、癒しのワンコライフを送りましょう。

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