2024.03.26

犬の臭いの原因は?気になる臭い対策を解説!

犬の臭いの原因は?気になる臭い対策を解説!

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    犬と暮らしていると、犬の臭いが気になることがあります。犬の臭いを解消するためには、その原因を把握しておくことが大切です。
    そこで今回は、犬の臭いの原因と対策するポイントをご紹介します。

    犬の臭いの原因は? 

    犬の臭い対策をするためには、臭いの原因を把握しておかなければなりません。
    犬の臭いの主な原因は体臭・口臭・便臭や尿臭です。まずは、それぞれの臭いの原因について詳しく解説します。

    体臭

    臭いの原因の一つに体臭が挙げられます。人間にも体臭があるように、犬にも体臭があります。体臭が臭う原因はさまざまあり、汗や皮脂、耳の汚れ、お尻(肛門腺)の汚れが原因となる場合があるのです。この場合、汚れを落とすことで体臭による臭いが軽減されます。定期的にシャンプーをしたり、優しくシャンプータオルで拭いてあげたりすることで体重が気になることはなくなるでしょう。
    また、汗腺からの分泌物が体臭につながります。汗腺からの分泌物による体臭も、シャンプーをすることで解消します。

    口臭 

    口臭も気になる臭いの原因です。なぜなら、犬も歯磨きをしないと口臭がするためです。
    歯に付着した食べ物の残りカスや、口周りの毛についた食べこぼしやよだれが放置されると、口臭の原因につながります。特に、食べ物の残りかすが付着したままになると、口臭だけではなく虫歯や歯周病などの病気の原因につながります。その結果、犬は食べ物を思うように噛めなくなるリスクがあるのです。口臭対策だけではなく、口周りの病気予防のためにも歯磨きが大切です。
    子犬のうちから歯磨きに慣れさせておき、歯ブラシを嫌がる場合は歯磨きシートを使うなどの工夫をして、口臭対策や口周りの病気を予防しましょう。

    便臭・尿臭 

    ウンチやオシッコの臭いも原因の一つです。ウンチやオシッコは、元々臭いのするものです。お留守番が長い場合はトイレをこまめに交換できないため、便臭や尿臭が気になるでしょう。
    他にも、腸内環境が悪化すると臭いがきつくなる場合もあります。便臭や尿臭がひどい場合は、腸内環境の悪化が考えられます。整腸作用のある食事を積極的に与え、腸内環境を整えてあげましょう。

    犬の臭い対策のポイント 

    ご紹介した犬の臭いの原因を踏まえ、犬の臭い対策のポイントは以下の通りです。

    ・シャンプーを行う
    ・歯磨きを行う
    ・ブラッシングを行う
    ・身体を拭く
    ・ペットフードを見直す
    ・耳の臭いに気をつける
    ・目の状態に気をつける
    ・排泄物はすぐに片付ける
    ・食べ残しはすぐに片付ける
    ・掃除と洗濯を行う

    それぞれのポイントについて詳しく解説します。

    シャンプーを行う

    シャンプーをすることで、体臭が軽減されます。ただし、犬はシャンプーを毎日行う必要がありません。なぜなら、シャンプーの頻度が多すぎると逆に皮膚に悪影響を及ぼすためです。
    シャンプーをする適切な頻度は、冬の乾燥している時期は3~4週間に1回、梅雨のような湿気が多い時期は2~3週間に1回程度が目安です。
    シャンプーが身体に残っていると皮膚病になる可能性があるため、シャンプー後はよくすすいでからしっかりとドライヤーで乾かしましょう。風邪をひかないように、かつ皮膚病を防ぐためにドライヤーで完全に乾かします。

    歯磨きを行う

    口臭を防ぐ方法として有効なことが歯磨きです。
    歯に付着した歯垢は3日程で歯石となり、やがて歯周病やその他病気の原因につながります。そのため、毎日歯磨きをして口臭や口周りの病気を防ぎましょう。
    歯磨きは子犬のうちからならさせておくことが大切です。とはいえ、歯ブラシを嫌う子は少なくありません。歯ブラシを嫌がる場合は、歯磨きシートを試してみましょう。それでも歯磨きを嫌がる場合は、デンタル効果のあるガムやおもちゃから始めてみると、抵抗感が少なくなるのです。

    ブラッシングを行う

    体臭を抑えるために、毎日ブラッシングをしてあげましょう。なぜなら、ブラッシングをすることで皮膚の血行が促進され、皮脂の分泌量が安定するためです。また、ブラッシングすることは被毛の生え変わりが促進され、毛並みが整う効果もあります。ブラッシングには、毛艶が出たり毛玉を防げるなどの体臭を抑える効果以外にも、さまざまなメリットがあるのです。
    ブラッシングはスキンシップの一環としても有効です。スキンシップを取ることは、犬にとって癒しの時間であるため、毎日ブラッシングをしてあげましょう。

    身体を拭く

    毎日シャンプーをすることは皮膚によくありませんが、食後や散歩の後は汚れが溜まります。そのため、軽く身体を拭いてあげることで体臭を抑えられるのです。特に、雨の日の散歩後は濡れたまま放置しておくと雑菌が繁殖して、臭いが悪化します。雑菌の繁殖は体臭だけではなく、皮膚や被毛にもよくないため、汚れた場合は専用のシートを使って身体を優しく拭いてあげましょう。

    ペットフードを見直す

    ペットフードを見直すことで、便臭や尿臭の改善が期待できます。なぜなら、便臭や尿臭が強くなる原因は腸内環境の悪化です。
    悪玉菌が多い不健康な便は臭いがきつくなるため、便が強烈に臭う際には犬の食生活を改善します。
    現在、ペットフードはさまざまなものが発売されています。整腸作用のある成分が豊富に含まれているドッグフードや、善玉菌を増やせるドッグフードなどに変えることで、便臭や尿臭が改善されるでしょう。

    耳の臭いに気をつける

    耳の臭いにも気をつけましょう。なぜなら、耳が長い犬種の場合は耳から強い臭いを発生する場合があるためです。
    特に、耳が垂れている犬種は風通しが悪いため、汚れが溜まりやすかったり、蒸れて菌が繁殖しやすかったりします。その結果、外耳炎や中耳炎に発展する可能性があるのです。
    耳の掃除をしても臭いが改善されない場合は、外耳炎や中耳炎の可能性もあるため、一度動物病院で受診することをおすすめします。

    目の状態に気をつける

    目の状態にも注意しましょう。なぜなら、目やになど 目の周りに雑菌が繁殖し、臭いの原因になる場合があるためです。
    犬は自分で顔を洗って目やにを取ります。しかし、乾燥した目やには自分で取れず、そこから雑菌が繁殖しやすいのです。雑菌の繁殖は、臭いの原因になるだけではなく目の病気のリスクも高まります。
    臭い対策としても、目の病気の予防としても目の周囲を清潔に保ちましょう。

    排泄物はすぐに片付ける

    排泄物はすぐに片付けましょう。なぜなら、便臭や尿臭は腸内環境のよい犬であっても少なからずあるためです。
    ウンチをしたら速やかに取り除き、オシッコをしたトイレシートも交換します。また、トイレの周りを抗菌タイプのウェットティッシュで拭くなど、しっかり掃除をすることで臭いが気にならなくなるでしょう。

    食べ残しはすぐに片付ける

    食べ残しは速やかに片付けることが大切です。なぜなら、食べ残しが腐ると臭いが気になったり、腐った食べ残しを食べて体調を崩したりする可能性があります。
    特にウェットフードは傷みやすさの点からも放置は禁物です。ある程度時間をおいても食べない場合は、時間を決めておいてその時間が過ぎたら残っていても片付けましょう。

    掃除と洗濯を行う

    こまめに掃除機をかけ、拭き掃除をしっかり行うことも臭い対策の一つです。なぜなら、人間も犬も綺麗にしていても体臭は必ずあります。
    また、おもちゃやタオルなどからニオイが発生している場合もあるため、犬がよく使う道具は定期的に洗うと臭いが気になりません。
    掃除と洗濯をこまめに行うことで、体臭が気になりにくくなるでしょう。

    まとめ

    愛犬の臭いの原因はさまざまです。原因に応じた対策をしてあげることで臭いが気になりにくくなるのです。
    飼い主と犬がお互いにストレスなく過ごせるように、臭いが気になった場合はその原因を突き止め、臭い対策をしましょう。

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