2023.06.07

猫にブラッシングは必要?ブラッシング方法やブラシの選び方について紹介

猫にブラッシングは必要?ブラッシング方法やブラシの選び方について紹介

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    猫は、「睡眠時間以外は、毛づくろいをする時間が大半を占めている」とも言われています。ぺろぺろと舌で毛づくろいする姿を見たことがある人は多いでしょう。
    自分で毛づくろいをする猫ですが、飼い主もブラッシングで毛づくろいを手伝ってあげた方がよいのでしょうか。
    本記事では、猫に対するブラッシングの必要性と、便利なブラッシングアイテムについて解説します。

    猫にブラッシングが必要な理由

    猫は自分で毛づくろいをします。ただし、子猫のときからブラッシングに慣れさせておく方がよいとされています。
    ブラッシングをすることで、どのような効果が期待できるのでしょうか。ここでは、猫にブラッシングをする目的について詳しく解説します。

    毛球症を予防するため

    猫の舌はざらざらとした構造をしており、ブラシの役割を果たします。猫は毛の絡まりや汚れなどを舐めてきれいにしていますが、舐めた毛の一部を、そのまま飲み込んでしまいます。
    毛は、食べ物ではないため、消化されることはありません。少量であれば便と一緒に排出されますが、胃の中で毛が絡まり合うことで「毛球」になることがあります。
    毛球は、嘔吐や腸閉塞を引き起こす毛球症の原因です。猫に毛づくろいをやめさせることは不可能ですが、飼い主がブラッシングをすることで、飲み込む毛の量は少なくなり、毛球症のリスクを軽減できるでしょう。

    毛玉予防のため

    長毛種は長い被毛が特徴です。ただし、長い被毛は絡まりやすく、猫だけの毛づくろいでは手に負えないケースがあります。また、シニア猫は老化によって体の柔軟性が衰え、毛づくろいの頻度が低下します。
    体に毛玉ができないよう、飼い主もブラッシングで手伝ってあげましょう。

    健康チェックのため

    ブラッシングの時間は、皮膚や被毛の状態を観察することに適した時間です。皮膚に怪我はないか、ノミはついていないかなどを、ブラッシングしながら確認できます。
    ブラッシングの刺激は、血行促進や新陳代謝を促す作用も期待できます。健康な皮膚や被毛を保つことにもつながるため、定期的に行いましょう。

    信頼関係を築くため

    猫にとって、毛づくろいは他の猫とのコミュニケーションツールです。毛が生えていない人に対しても、時折皮膚を舐めてくれることがあり、これは愛情や信頼関係を深めるためとされています。
    飼い主のブラッシングはスキンシップになり、猫へと愛情を伝えられます。ブラッシングを嫌がる猫もいますが、もしも気持ちよさそうにしているのであれば、積極的に行ってあげましょう。

    ブラッシング方法

    ブラッシングはあくまで被毛のある猫が対象です。スフィンクスは毛のない猫の代表ですが、毛のない猫の場合は、ブラッシングではなく皮膚の汚れをふき取ってあげます。
    被毛のある猫も、品種によって短毛種・長毛種に分かれます。ブラッシング方法が異なるため、適した方法で行ってあげましょう。ここでは短毛種と長毛種のブラッシングの方法をそれぞれ解説します。

    短毛種のブラッシング

    短毛種の猫は、長毛種に比べると、毛がもつれたり毛玉になっていることは少ないといえます。抜け毛や汚れをブラッシングで落とすことを意識し、毛につやが出るように行います。
    強くしすぎると皮膚が傷ついてしまうため、毛並みに沿って背中からお尻へ、やさしくブラッシングすることがポイントです。

    長毛種のブラッシング

    長毛種は自分で毛づくろいができない部分に、もつれや毛玉ができやすいものです。耳の後ろやわきの下、しっぽ・後ろ足の付け根などは毛玉ができやすいため、まめに確認しましょう。
    毛玉を見つけたときは、ほぐして絡まりを取ります。「痛い」と思わせてしまうと今後、ブラッシングを嫌がってしまう可能性があります。引っ張ったり、無理に解こうとしたりはせずに、ブラシを使って痛みを与えないよう、丁寧にほぐしてあげましょう。
    毛玉がなくなった後は、短毛種と同様に、毛の流れに沿って優しく抜け毛を取ります。

    ブラッシングのポイント

    子猫のときからブラッシングをしておくと、ブラシに対する抵抗は少ないでしょう。ただし、成猫になってからブラッシングを始めると、嫌がる可能性があります。突然始めると驚かせてしまうため、ブラシに慣れさせることから始めてみましょう。
    ブラシを見せて、警戒心が無くなったら、普段触れている場所からやさしくブラッシングを始めます。頭や背中などであれば、比較的普段から触れている場所のため、行いやすいでしょう。
    嫌がるようであればすぐにやめ、リラックスしている様子に戻れば再び始めてみます。急に全身をブラッシングするのではなく、毎日少しずつブラッシングの場所を変えると、徐々に慣れるでしょう。無理矢理することはブラッシング嫌いにつながってしまうため、焦らずにゆっくり慣らすことがポイントです。

    ブラシの選び方

    ブラシの好みは、猫によって異なります。中々ブラシに慣れないときは、ブラシの種類を変えてみるとよいでしょう。
    短毛種・長毛種で適切なブラシは異なります。ここでは、それぞれにオススメのブラシについてご紹介します。

    短毛種にオススメのブラシ

    短毛種には、ラバーブラシとコーム(クシ)がおすすめです。
    ラバーブラシは、その名の通りラバー(ゴム)やシリコン素材で作られたブラシです。皮膚に触れても痛みを感じにくく、毛を絡めとるだけでなく皮膚へのマッサージ効果も期待できます。手袋タイプのラバーブラシもあるため、警戒心が強い猫にもおすすめです。
    ラバーブラシで毛を絡めとり、もつれや毛玉には、コームを使って対応します。コームであれば、ノミやダニの除去と、毛並みを整える仕上げが同時に行えます。

    長毛種にオススメのブラシ

    長毛種にはピンブラシ、スリッカーブラシ、コーム、獣毛ブラシがおすすめです。
    ピンブラシは、太い針金素材のブラシで、被毛のもつれや絡みをほぐすことに適しています。スリッカーブラシも、換毛期のもつれや絡みをほぐすことに適していますが、どちらも先端は尖っているものが多いため、刺激を嫌がる猫には不向きです。
    普段使いするのであれば、豚や猪などの獣毛で作られた獣毛ブラシの方が少ない刺激で済むため、おすすめです。ブラシに水分や油分が含まれており、毛にツヤを与える効果もあります。

    まとめ

    キレイ好きの猫は、毛づくろいをしていることが多く、ブラッシングは必要ないと考える飼い主は多いでしょう。確かに猫は自分で毛づくろいをし、清潔に保っていますが、ブラッシングをすることで、毛球症のリスク回避や怪我・病気の発見につながります。
    ブラッシングは、毛を清潔に保つだけでなく、飼い主から愛情を伝える手段でもあります。いつものスキンシップに取り入れ、飼い主の愛情を伝えてあげてはいかがでしょうか。

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