2026.10.07

犬を迎える前に知っておきたい10のリアル

犬を迎える前に知っておきたい10のリアル

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    犬好きなら誰もが憧れる、可愛い愛犬との暮らし。

    疲れて仕事から帰ったとき、尻尾を振って迎えてくれる愛犬がいたら…。愛犬との生活には、きっと言葉では言い表せない喜びがあるでしょう。

    だからこそ、実際どれくらい大変なのかも知っておきたいですよね。この記事では、先輩飼い主さんのリアルな声や犬の行動に関する情報をもとに、犬を迎える前に知っておきたい10のリアルを紹介します。

    ①生活リズムの変化

    朝晩の食事、トイレの片付け、散歩、ブラッシング、健康管理、しつけなど、毎日やることが一気に増えます。その影響で、愛犬を迎えた途端に生活リズムがガラッと変わる人もいるでしょう。

    いつもならお昼まで寝ていられた休日でも、明け方の朝5時ごろに起こされる飼い主もいます。もちろんすべてのワンちゃんが早起きするわけではありませんが、お散歩やごはんの時間など、ワンちゃんの生活リズムに合わせて生活をしていくことになります。

    たとえ体調が悪い日でも、今日は疲れたから全部お休み!という選択が簡単にできなくなるため、「家族が増える」という覚悟が必要になります。

    ②実際、どれくらいお金がかかる?

    ほとんどの方が、最も気になるリアルな面は、お金の問題ではないでしょうか。

    ワンちゃんを迎えると、フード代だけでなく、トイレ用品、予防接種、フィラリア・ノミ・ダニ対策、健康診断、トリミング、ペット保険など、さまざまな費用がかかります。

    そして、これらは毎月必ず同じ金額とは限りません。急に体調を崩して病院に行ったりすると、思った以上の出費になることも。

    2024年のペットフード協会調査では、犬の入手価格は有償入手者の平均で18.7万円。もちろん犬種や購入先によって大きく異なりますが、これはあくまで「迎えるときにかかる費用」です。

    その後の生活でも、もちろん生活費がかかります。最初は「フード代くらいかな」とイメージしていても、気づけばトイレシート、おやつ、おもちゃなどの日用品代に加えて、病気やケガをしたときにはまとまった医療費が必要になります。

    当然のことですが、自分の収入と相談し責任をもって育てられるのかどうか、しっかりと検討する必要があります。

    ③トイレは意外とすぐに覚えない

    しつけの面で、最初につまずくのがトイレ問題でしょう。トイレシートのすぐ横で粗相してしまったり、さっきまで成功していたのに、突然カーペットでしたり。毎回「なんでそこなの!?」という場所でしてしまう、というのはよく聞く話です。

    実際、初めて犬を飼った人が不安だったことの1位は「トイレのしつけ」という調査もあります。

    もちろん、毎日のトレーニングによって少しずつ覚えることはできます。最初のうちは「床を拭くことまでお世話の一部」くらいに思っておいたほうが、気持ちがラクになりそうです。

    ④毎日の散歩

    毎日の散歩が必要だと頭ではわかっていても、実際に始めてみると、かなり大きな生活習慣の変化であることがわかります。雨の日も、二日酔いの日も、ワンちゃんはあなたがリードを持って散歩に連れていってくれるのを待っています。

    飼い主さんへの調査では、25%が散歩を「正直つらい」と回答しているデータもあります。

    そしていざ外に出ると、今度はなかなか帰ってくれないことも。帰ろうよ~!と声をかけても、じっと動かず地面の匂いを嗅ぎ続ける愛犬。これもワンちゃんとの暮らしではよくある光景です。

    とはいえ、散歩は単なる運動ではありません。愛犬にとって外の匂いや音、人、ほかの犬などに触れる大切な機会なので、大切にしてあげましょう。

    ⑤留守番中のヒヤヒヤ

    愛犬に留守番してもらった日、帰宅してびっくりすることがあります。ゴミ箱が荒らされていたり、ティッシュが散乱していたり…。何事もなかったような顔でしっぽを振っている愛犬を見ると、悪気はないと分かっていても、ちょっと脱力してしまいますよね。

    もちろんすべてのワンちゃんがいたずらするわけではありませんが、退屈や不安、好奇心などから、人間が想像しない行動をすることはあります。

    ⑥抜け毛・ニオイ・掃除

    犬と暮らすと、部屋に毛が落ちるのは日常になります。飼い主のうち約4割が愛犬の抜け毛について困っていると回答したデータもあります。

    犬種によって、抜け毛の量やトリミングの必要性も変わるため、掃除が苦手だったり「毛が落ちるのがどうしてもイヤ」という人は、犬種選びの段階からチェックしておくことをおすすめします。

    ⑦吠え・鳴き声

    マンションなど集合住宅に住んでいる人にとって、特に気になるのが鳴き声です。

    言葉をもたないワンちゃんは、怖いとき、興奮したとき、要求があるとき、警戒しているときなど、さまざまな理由で吠えます。こちらも犬種や性格によって、吠えやすさには個体差があります。「小型犬だから静か」と誤解されがちですが、チワワなどの犬種はむしろ逆で、吠えやすい特性をもっています。

    近隣への配慮や、必要なしつけも含めて考える必要があります。

    ⑧病気や老犬期

    愛犬との暮らしは、元気いっぱいの子犬期から、成犬、そしてシニア期へと続きます。将来的に、介護や通院が必要になる可能性もあります。

    病気になったり、つらいお別れをしなければならないタイミングはいつか必ずやってくるのです。10年以上先の生活まで考え、覚悟をもって迎えられるか。これも、愛犬を迎えるときに向き合わないといけないことです。

    ⑨旅行や外出の自由度

    犬を飼うと、思いつきで旅行するのが難しくなることもあります。

    ペットホテルやペットシッターを利用する、犬同伴OKの宿を探す、家族に預けるなど、事前の準備が必要です。ペットを飼わない理由として「気軽に外出や旅行ができないから」が32.8%で最も多かったというデータもあります。

    「愛犬と一緒に楽しめる」という新しい選択肢が増える一方、自分の自由な時間は以前と同じではなくなる、と考えておくと安心です。

    ⑩ペットショップと保護犬、結局どちらがいい?

    これも気になるポイントですが、実際のところ「どちらが正解」と一概には言えません。

    ペットショップなら、犬種や年齢などから自分の生活に合う犬を探しやすいというメリットがあります。一方、保護犬は、さまざまな事情で新しい家族を必要としている犬を迎える選択肢です。

    環境省も、犬を迎える方法としてペットショップやブリーダーだけでなく、動物保護施設からの譲渡も挙げています。

    保護犬の場合、成犬であれば性格や体格がある程度わかっているケースもありますが、過去の経験から人や環境に慣れるまで時間が必要な犬もいます。

    一方、ペットショップで迎える場合も、販売業者が適切な登録を受けているか、健康状態や生年月日などをきちんと確認することが大切です。現在は、生後56日未満の犬猫の販売・展示が禁止されています。

    もっとも大切なのは、その犬の性格や状態と、自分の生活が合っているかを見ること。

    単純に可愛いからではなく、この子と10年以上暮らせるか?と考えて選びたいですね。

    犬を迎える前に、想像してみよう

    犬との生活は、大変なこともあります。

    散歩に行きたくない日も、床を汚される日も、予定を変更しなければならない日もあるでしょう。

    それでも、多くの飼い主さんが犬との暮らしを続けています。毎日帰宅を喜んでくれること、一緒に散歩すること、何気ない瞬間に隣で寝ていること。そのひとつひとつが、何ものにも代えられない幸せになるからです。

    だからこそ、迎える前にリアルを知っておくことが大切。それでも一緒に暮らしたいと思えるなら、その愛情はきっとワンちゃんたちにも伝わるでしょう。

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