2026.10.08

うちの子はママ派?パパ派?

うちの子はママ派?パパ派?

CONTENTS

    「うちの子は絶対ママ派だと思う!」「いや、パパが帰ってきたときの喜び方がすごい」

    愛犬と暮らしていると、一度はこんな“ママ派・パパ派論争”をしたことがありませんか?

    SNSを見ても「パパが帰ったのにスルーしてママに一直線」「散歩はパパじゃないと嫌がる」など、家族の中で愛犬のお気に入りが違うという投稿はたくさんあります。

    実際、ワンちゃんにも「この人が好き!」という個人的な好みが見て取れることがあります。でも、それは単純に「男性が好き」「女性が好き」という話ではなさそうです。

    愛犬がママ派・パパ派になる理由を、犬の行動学から探ってみましょう。

    ワンちゃんは男と女のどちらが好きなの?

    結論からいうと、どちらが好きと一概には言えません。

    ワンちゃんは人間の性別をある程度見分けていることが研究で示されています。51頭の犬を対象にした研究では、犬は人の声と見た目などの情報を結びつけ、男性・女性を区別していることが確認されました。その能力には、人間とどれくらい接してきたかという経験が大きく影響しています。

    また、知らない人に対する反応を調べた研究では、男性に対して女性より警戒する傾向が見られました。ただし、これは「犬は女性のほうが好き」というわけではなく、女性のほうがごはんをくれたり世話係になってくれる場面が多い、と考えるほうが自然です。

    家の中でいつもごはんをくれる人、散歩に連れて行ってくれる人、優しく声をかけてくれる人……。犬にとっては性別よりも、その人との経験の積み重ねのほうが重要です。いつもごはんをくれるのがママだったら、ママ派になる可能性が高いのは当然といえます。

    犬の性別によって「ママ派・パパ派」は変わる?

    「男の子はママっ子」「女の子はパパっ子」なんて話もよく聞きますが、これに関しても、そう言い切れるほど単純ではありません。

    ラブラドール・レトリーバーを対象とした研究では、犬の性別によって社会性に違いが見られるものの、飼い主との愛着行動には、犬の性別だけで一律に決まるような違いはありませんでした。

    実際の飼い主さんの声を見ても、同じ家で飼われているワンちゃんで、男の子がパパ派、女の子がママ派に分かれているケースは珍しくありません。

    なつきやすさに違いはあるの?

    では、「男性には警戒するけど、女性にはすぐなつく」というような違いは本当にあるのでしょうか?

    結論、これも性別だけで決まるわけではありません。

    ワンちゃんが「この人なら安心」と感じるかどうかには、声のかけ方、体の動かし方、距離感、過去の経験など、さまざまな要素が関係します。

    ある研究では、女性の飼い主は男性よりも「犬への言葉かけが多い」という傾向が見られました。ママがよく話しかけてくれるからママが好き、というように、その人と何をしているかの影響が最もが大きいと考えられます。

    反対に、SNSや飼い主さんの体験談で「お世話担当はママなのに、遊んでくれるパパにべったり」という投稿があったりします。これは遊び好きのワンちゃんが「毎日ボール遊びをしてくれるのはパパ」と認識している可能性が高く、愛着行動にも違いが出るのです。

    結局、愛犬は「ママ派?パパ派?」

    人間と同じように、愛犬の「好き」は私たちが思っている以上に複雑なようです。

    ごはんをくれる人、散歩に連れて行ってくれる人、たくさん遊んでくれる人、怖いときにそばにいてくれる人……。それぞれに違う意味で信頼を寄せていることもあります。

    だから、遊びたいときはパパのところに行って、眠くなるとママの膝に乗る、なんてことも。

    「結局どっちが好きなの?」と気になってしまいますが、人間の子どもと同じように、ママもパパも好き。ただし、好きの種類がちょっと違う!ということもあるでしょう。

    「どっち派だったとしても可愛いのでOK!」とポジティブに受け入れるくらいが、犬との暮らしを楽しめる考え方かもしれませんね。

    この記事が役に立ったらシェアお願いします!↓

    この記事をシェアする

    • Facebook
    • Twitter
    • LINE

    RECOMMEND

    おすすめ記事